■金繕い
■修復方法
 ■ガラス製品の修復例
 ■竹の茶合(茶則)の修復例
 ■薩摩焼水鳥置物の修復例
■修復作業期間
■修復費用
■修復後のメンテナンス
■修復歴
 株式会社 花匠
 東京都文京区
  本駒込 
 6-15-2-202
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■修復作業期間
 修復作業に必要な期間としましては、修復の方法や、破損状況
等によりましても大きく異なります。


 特に、漆を用いた金継ぎは十分な時間をかけて、丁寧に仕上げる
必要があります。
 漆は空気中の水分を吸収して固まる性質上、湿度が70〜80%
温度が20〜25度がベストとされています。そのため、冬場では
作業期間が長くなります。
 通常、夏場では1ヶ月以上、冬場では2ヶ月以上の作業期間が
最低必要となります。
次に、漆を用いた金繕いの作業工程を御参考まで紹介致します。

 ぐい飲みの欠けの修復の場合)
1. 欠けた部分を古木等を用いて型取り

2. 糊漆を用いて古木の木片を接着、(固まるまで大凡3週間3. 木片に薄めた生漆をしみ込ませ、その上に錆漆で下地成形

(固まるまで3〜4日程度4. 黒漆を塗り、乾燥後に研ぎ出しを3〜4回繰り返す。

(一週間から10日程度5. 下地漆の上に、金粉等の仕上げ材を蒔き、3〜4日乾燥

6. 薄めた漆で表面を固定させ、下の金等を研ぎ出して完成
■修復費用
 修復の費用は、修復します品物の破損状況や、修復の方法に
よりまして異なってきますが、お茶碗皿等の一般的な欠けや
割れなどでは、5千円〜1万円程度を一つの目安としております。
 修復に際しましては、別紙の「お預かり書」を交わす事となり
ます。なお、修復代金は、修復後に仕上がりをご確認の上での、
お支払いとなります。

 遠隔地からのご依頼の場合には、メール郵便等でのやりとり
になりますが、お気軽にご相談下さい。
■修復後のメンテナンス
1. 金、銀等の仕上げの種類にもよりますが、漆での修復の場合には、
 漆の蒔絵と同様に、水洗いがベストですが、汚れが気になる様でし
 たら、洗剤を用いてもいいのですが、タワシ等の研磨材的
 なものは避けて下さい。

2. 漆仕上げの場合は、漆器と同様に直射日光は出来る限り避け
 た方がいいと思います。紫外線によります変色の原因となり
 ます。

3.一般的に漆を用いました修復の場合、使い方等にもよります
 が、20〜30年以上は十分大丈夫と思います。江戸時代の漆の
 修復例等をみましても、数百年もつケースも見られます。
 なお、修復後の早い段階で何らかのトラブルが生じました際
 には、責任をもって対処させていただきます。
    
■修復歴
 修復を始める切っ掛けは、10数年前に金継ぎ教室へ通ってからの
事です。その時は、釣竿で用いる工芸漆での修復でしたが、仕上がり
の美しさや、耐久性等から本漆によります修復が必要と考え、漆の教
室を経て、後はひたすら様々な修復を重ねて来ました。
 最近では、べっ甲の扱いや、軸装等にもチャレンジしております。
更に、ジュエリー等の貴金属の扱いにもチャレンジしたいと考えて
おります。

  これは、修復は多岐にわたる技術を踏まえる事によって、様々な
 ケースに応じた対応が可能になると考えるからです。
    


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