■お茶の文化
■道具類にこだわりと愛情を
■水にも少しの工夫を
■型にこだわりすぎない
■お茶歴
■古美術一覧
■出店概要
 株式会社 花匠
 東京都文京区
  本駒込 
 6-15-2-202
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■お茶の文化
  中国や日本は古くからお茶の栽培が盛んであり、特に日本に
 於いてはこれが茶道として発展し、多様かつ日本独自な文化を
 形成して来ました。
  これは、書院や茶室といった建築様式から始まり、掛け軸、
 生け花、懐石料理、焼き物をはじめとする様々な道具類や工
 芸品、そして、茶庭等々、お茶を喫するという一点から始まり
 、限りなく広がりと深みのある文化が熟成されてきました。
  1000年以上かけて先人達によって洗練されてきたこの文化
 を、現代社会の中で如何に継承して行くかが今後の課題でも
 あります。
  すなわち、お茶の文化を単なる形式化されたお稽古事として
 終わらせるのではなく、現在の日常生活の中においても、より
 人生を豊かにし、生活に潤いを与えるものになればと願って
 おります。

薩摩焼14代沈寿官茶碗


■道具類にこだわりと愛情を
  湯呑茶碗でコーヒーを飲んでも、美味しく感じられない様に
 同じお茶でも、その器によっては味が確実に変わります。
 これは、日本人の持つ繊細な五感によるものと考えています。
  すなわち、手で触れ、目で愛でる等、舌だけでなく体全体で
 味わうからです。
  まず、お茶を美味しく喫するための第一は、使用する器にこ
 だわる事が重要です。
  煎茶とお抹茶とでは、使う器の色合いなり、形や大きさ等を
 変える必要があります。すなわち、お茶の色が最も美しく映え
 手に持った感触がピタリとくる器を選ぶ事が重要になります。
  更に、口当たりもあるでしょうし、よく使い込んで行く事に
 よって、その器の表情も変化し、愛着もでてきます。
  長く使うという事は、物を大切にするエコロジーにも沿う
 ものでもあります。

天目茶碗の黒はお抹茶の緑によく映えます。


■水にも少しの工夫を
  コーヒーや紅茶以上に日本茶の場合は、水の扱い方によって
 味が大きく異なってきます。
  ミネラルウオーターや井戸水でなくても、水道水でも充分に
 美味しい水となります。
  まず、一晩やかん等に入れてねかせます。その後、充分煮沸
 してカルキ等をとばします。それによって、水道水はとろりと
 した柔らかな水に生まれかわります。

  次に重要なのは、
 お茶の種類によって、お湯の温度を調整する事です。比較的
 安いお茶でも美味しく入れる事が出来ます。逆にどんな高価な
 お茶も、お湯の温度を違えると単に苦いだけのお茶になってし
 まいます。大凡のお湯の温度とお茶の種類の関係は以下の様に
 なります。

  低温    ←  (お湯の温度)  →     高温

   玉露  煎茶  お抹茶  番茶  ほうじ茶  麦茶


■型にこだわりすぎない
 茶道の型は長い時間と先人の努力と、創意工夫に依って創り
  出されて来たものであり、その型の中には多くの知恵と合理
 性が秘められています。
  問題は、その表面的なしぐさや、形式のみに縛られるのでは
 なく、そこに内包されている精神性を汲み取る事が大切だと思
 います。
  すなわち、お茶道具の配置一つをとっても、本来はお茶を点
 てる上で、使いやすく、かつ美しい動作が出来る様に工夫され
 て来たはずです。しかし、長い年月を経る内に、その本質的な
 所に尾ひれがついて、流派ごとにしだいに複雑な形式的なもの
 になって行った様に感じられます。
  シンプルイズザベストで、余計なものを削ぎ落としてまず、
 その原点に帰るべきだと考えています。

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